引き続き、山梨県「清里高原」 1泊2日 の旅レポートです。
大自然で涼しく過ごす、今回の旅行。
訪れる場所は3カ所に厳選していました。
- 清里高原「清里テラス」
- 清里高原 清泉寮宿泊
- 富士山「忍野八海」
今回は2日目に訪れた、忍野八海を紹介します。
移動 | 車 |
日程 | 8月下旬(平日) |
メンバー | 私 夫 息子(9歳) 娘(5歳) |
宿泊した清里高原「清泉寮」からのんびりドライブして、2時間半ほどで到着です。
とにかく忍野八海の水の透明度は、すごい。
池の中がよーく見えます。
青く透明な世界でした。
深いところまで見えるので、引き込まれるような感覚がします。
今回は、忍野八海の美しい池をメインに紹介します。
というのも、八海全部が美しいわけじゃないんで、、、
「普通の池に魚いる。」みたいな池もあります。
画像を厳選し、記事にしました。
行ったつもりでお楽しみ下さい。
忍野八海(おしのはっかい)をさっくり解説
忍野八海は、「おしのはっかい」と読みます。
忍野八海は、世界遺産富士山の一部です。
忍野八海とは…
富士山や、近くの火山山麓の伏流水を水源とする、湧水の出口が池として残ったもの
Wikipediaより
地下水脈を通り、富士山麓から流れてきた水が湧き出る、美しい水のスポットが忍野八海。
その湧水は透明度が高く、青みがかったように美しいのが特徴です。
この忍野には、この湧き水が池となった場所がたくさんできました。
江戸時代、富士山を巡礼する人が、この八つの池「八海」で体を清めるなどしています。
これが八海巡り。
こうしてこの忍野の湧水スポットは、忍野八海と呼ばれるようになっています。
忍野八海の見どころ池は「中池」「涌池」「濁池」「底抜池」
最初の見どころは、中心地にある中池です。
忍野八海 中池
八海ではありません。
中池は個人所有だそうで、、、
でも富士山系の湧水であることには、変わりない。
名づけられていないだけです。
この「中池」は、一番水の青さを感じられる池になっています。
なぜなら深いから。
中池は、土産物屋が横に建っています。
中心の深い池を見るには、土産物屋を通る必要がありますが、、、
別に有料なわけでもなく、買わなきゃいけない雰囲気もありません。
店内から見える池も、趣があります。
中心の深い池がこちら。
水深は8m。
日光が反射して、写真がうまく取れないんですが、、、
どこまでも透明で、青くて、深い。
一番深いところの魚も、はっきり見えます。
そして中池は、忍野八海の中心地にあります。
藁ぶき屋根の街並みを楽しめるので、まずは中池を目指すのがおすすめです。
忍野八海 湧池
※画像がうまく撮れていなかったので、忍野村観光サイトより転載させていただいています。
次が湧池。
先ほどの中池の真向かいにあります。
隣に蕎麦屋さんがあり、ここでお蕎麦を頂きました。
一番の湧水量だそう。
深さもそこそこあり、青い水の中で泳ぐ魚は神秘的。
忍野八海 濁池
そして濁り池。
濁ってません。
あふれた水が、川となっていました。
触るととっても冷たいです。
忍野八海 底抜池
最後が底抜池。
ここは有料ゾーンです。
「榛の木資料館」という施設内になります。
施設と言っても屋外。
入口が仕切られていて、そこで利用料を払います。
底抜け池は、敷地の一番奥。
樹林が生い茂る静かな場所にあります。
ここは、昔のままの景観が最も保たれている場所だそうです。
ひっそりとしていました。
そしてこの資料館は、入口に大きな人工池があります。
そこに鯉やカモがいて、エサがあげられます。
子供達は餌をあげて楽しんでいました。
底抜池は一番キレイに写真が撮れる
底抜け池は、水が一番美しく撮れます。
大きな樹木に囲まれていて、日光が反射しないからです。
事実、一番水がキレイなのかもしれません。
人の手が、一切入っていないからです。
看板には、ここで物がなくなると別な池で見つかるというエピソードがあり、、、
八海が、地下でつながっていると紹介されていました。
忍野八海ではダイバーの事故もあったようで、ちょっとゾクっとします。
気になる方はググって見てください。
忍野八海の楽しみ方
まず中心地の中池に向かうことをおすすめします。
中央の深さ8mの池では、水の青さを感じられます。
また中池の周りは、藁ぶき屋根の街並みが楽しめるスポット。
食べるところもあって、観光名所な感じです。
そして紹介したメインの池は、この中池からすべて5分~10分の範囲内にあります。
可能であれば、是非底抜池を見てください。
有料ですが、大人でも300円。
300円分の見る価値はあります。
ここは日光が邪魔しないので、池の写真もキレイに撮れます。
古来からの池の雰囲気を、楽しめますよ。
忍野八海で食べ歩き
有名なところだと、「おそば」「ほうとううどん」のお店があります。
忍野八海の名水で入れてくれる、レトロな珈琲店もあったりして、雰囲気良しでした。
子供がいたので入りませんでしたが、パパと二人ならカフェしてたかな。
お土産物店では、山梨の果物やソフトクリームが食べられます。
ソフトクリームは普通でしたが、マスカットは美味しかった。
おしゃれな屋台もありました。
蒲鉾や焼き栗があったりしますので、食べ歩きが楽しめます。
子供が楽しめるポイント
- 中池で水をいただく(柄杓ですくえる)
- 濁り池から流れる川の水を触る
- 有料エリア「榛の木資料館」の中のマス(魚)を触ったり、中央の人口池の鯉に餌をあげる
中池には、神社によくあるような手水舎(お清めの水が出てくるところ)があります。
そこでお水が頂けます。
我が家は手ですくいました。
冷たくて、気持ち良い。
濁池からあふれた水が、川になっているところもおすすめです。
数段下りれば、流れが間近。
とっても綺麗な水なので、是非触れてみてください。
気持ち良いですよ。
忍野八海へのアクセス(車)
ナビに「忍野八海」でググった住所を設定すると、民家に迷い込みます。
忍野八海で出てくる住所はこちら
「山梨県南都留郡忍野村忍草」
最後の「忍草」はナビの選択肢に出てきません。
郵便番号上ではない、番地がわりの地名のようです。
じゃあどうするか?
駐車場の電話番号を、ナビ設定するのがおすすめです。
googleマップで、行きたい駐車場や施設の電話番号を調べて下さい。
私はナビに「 山梨県南都留郡忍野村 」と設定して向かったので、民家にたどり着いてしまいました。
その後迷って、田舎道をぐるぐる回るハメに。
なんとか浅間神社の前の道路に出て、神社近くの駐車場に停められました。
ちなみに駐車料金は、どこもだいたい1回300円です。
※普通車料金
さいごに「富士山の湧水はパワースポット?」
富士山の雪解け水の湧水スポットは、他にもあります。
富士山から一番遠いのが、柿田川湧水。
静岡県です。
ちょうど10年前に行きました。
昔すぎてPCに画像が残っておらず、検索したらこんなツイートみつけました。
初めて行ったとき、とっても感動して、魅入りました。
忍野八海の方が富士山に近いのですが、変わらぬ同じ青さです。
私はパワースポット信者じゃないですが、富士山の湧水スポットは底知れぬパワーを感じます。
だって、綺麗な川でもこんな青さは拝めませんから。
不思議と子供ウケも良く、これもパワースポット効果かしら、、、
平日だったので空いていました。
土日だと密になっちゃうのかな。
機会があれば、是非立ち寄ってみて下さい。
さいごまで読んで頂きありがとうございました。
楽しんで頂けたらうれしいです。